すぐに求人情報に走るだけが再就職ではありません。失業中に新しい技能や資格を身につけ、それを生かして再就職するという方法もあります。
公共職業訓練を活用する
最もオススメなのが、失業給付受給中の公共職業訓練。元々タダ同然で受けることのできる職業訓練ですが、失業給付(基本手当)受給中であれば、給付を受けながら訓練を受けることができます。
開講の時期・定員は予め決まっていますし、パソコンや簿記等の人気のある講座は競争率が激しいので、受けたい人が全員受けられるとは限りませんが、講座の数は結構揃っています。ハローワークによっては、入り口に求人情報と一緒に職業訓練のチラシが置いてあるところもあります。
公共職業訓練の申し込みは、在職中でも可能です。在職中、つまり退職する前から公共職業訓練を探し、申し込みをしておくのです。そうすることで、離職から受講開始までの時間を短縮することができ、給付制限を早く解除することができるようになります。(但し、在職中でも退職が決まっていない段階では受け付けてもらえないことがあります。)
通信教育や各種学校を利用する
スキルアップのために本屋さんで本を買って勉強する・・・というのは、あまり効率が良いとは言えません。
新しい資格にチャレンジする際は、どこか学校に通ったり、または通信教育を利用したりというのが一般的でしょう。資格の中には、学校での履修が必須のものもありますし、何かしら羅針盤的なものがあると取り組みやすいものです。
また、以下のような通信教育や各種学校を利用するのも一つの手です。
介護と医療のまなびネット(ニチイ学館)
1ヶ月半で行政書士試験に合格する勉強法
行政書士、通信教育のユーキャンなどで人気の資格としていつも上位にランクインしているので、ご存知の方も多いと思います。かつては代書屋と呼ばれ、あまり知られていないマイナーな資格だったのですが、漫画やテレビドラマなどの影響もあり、ここ10年くらいでメジャーになった国家資格です。
なんと、この試験に1ヶ月半で受かった勉強法が公開されています。
この勉強法は行政書士に限らず、他の資格試験の勉強や学校での勉強など、幅広く使えるものです。興味のある方は是非ご覧ください。