いつから転職活動する?

勤務しながら転職活動を始めるのか、それとも一度退職してから活動するのか、それぞれの特性を理解して自分に合ったパターンを決めましょう。

パターン1.勤務しながらの転職活動

・メリット
給与を得ながら活動できるので、生活面を気にしないで済みます。また、タイムリミットを設ける必要もありません。自分の意志で決めることができるので、後悔が少ないでしょう。

・デメリット
とにかく活動が限定されがちです。面接日も自由にならず、準備不足のまま当日に・・・ということも少なくありません。

パターン2.退職してから転職活動

・メリット
じっくり腰を落ち着けて活動できます。活動を限定されずに納得しながらアプローチできます。

・デメリット
活動期間が長くなると、つい焦って決断してしまうことも。長期化が予想される場合には、雇用保険の手続きなどを忘れずに。

 

転職成功の基本5ヶ条

後悔しないための転職へ、押さえておきたい基本5ヶ条です。

1.転職の必然性を考える
なぜ転職するのか、転職する目的は何なのかを整理。動機が曖昧な転職は後悔するケースが多いのです。

2.転職先の条件をチェック
転職の必然性が整理できたら、その目的に応じて条件をチェック。どんな仕事で、どんな会社で、どんな待遇ならOKなのかを想定しましょう。

3.活動のパターンを選択
仕事を辞めてから転職活動するのか、勤務しながら転職先を探すのかを決めましょう。

4.転職スケジュールを想定
いずれのパターンをとるにしても、目安が必要です。全体の流れを整理して、計画表を作っておきたいところです。

5.目先の情報に振り回されない
結果を急ぐと、十分な情報が集まりません。じっくりと検討しましょう。

 

転職活動ここに注意

応募電話の基本マナー1 かける時間帯はいつがいい?
避けたい時間帯は、
・朝礼や朝一番の社外電話が集中する始業から30分
・多くの社員が食事のため持ち場を離れている昼休み
・退社時刻前
といった忙しい時間帯です。これら以外の時間帯でも、「ただいまお話を伺ってもよろしいでしょうか?」のように、相手方の都合を確かめる心遣いが必要です。

応募電話の基本マナー2 質問はシンプルかつ要領よく
質問は予め整理して、シンプルかつ要領よく。人事担当者は多忙です。電話をかける前に質問事項を予め整理しておくとよいでしょう。また、電話で給与や待遇などの細かいことを質問するのも、あまり感じの良いものではありません。雇用条件などの確認は面接のときに。

面接時の無意識のクセに注意
自分でも気が付かないうちに、色々なマナー違反をしてしまうことがあります。面接でよくある変なクセとして、やたらと髪をかきあげたり、いつの間にか手をアゴにやったり、貧乏ゆすりや回答前の「ええっと・・・」連発など。また、回答する際に「僕」を連発するのも考えもの。「私」に統一したいところです。

 

採用が決定したら

採用が決定すればひとまず安心。しかし、ここで油断すると思わぬ落とし穴が待っている?かも。その後をスムーズに進行するためにも、確認、準備、手続きを怠りなく。

1.採用の詳細を確認
採用の知らせを受け取ったら、条件を改めて確認しましょう。職種、給与、勤務地、雇用形態、研修期間などをより詳しく。

2.転職活動を中止
説明を受けて入社の意思を決めたら、面接などの残っている企業へ電話で連絡し、きちんとお詫びを入れておきましょう。

3.入社予定日を相談
退職している人は、特別な理由が無い限り、会社に従うのが常識です。

4.提出物の用意
厚生年金手帳、雇用保険被保険者証、源泉徴収表などの確認。

5.入社準備
準備しておくことはないか、電話連絡の際にしっかり聞いておきましょう。