面接前のチェックポイント
まずはあなた自身をチェックしてみましょう。見た目の印象や態度はすごく大切です。第一印象で採用者の気持ちをキャッチすることが肝心です。
1.服装・身だしなみ
こぎれいで清潔感のある格好がベストです。身だしなみに注意。高校生なら制服(制服がある場合)で。アクセサリーや髪型など、派手になり過ぎないようにしましょう。
注意! 「身だしなみ」と「おしゃれ」は違います。
「身だしなみ」は相手に不快感を与えないように身の回りを整えることです。「おしゃれ」は自分好みのファッションで装うことです。あなたのおしゃれが全ての人に受け入れられるとは限らないのです。
2.話し方・言葉づかい
ハキハキと元気よく、相手の目を見て話しましょう。敬語がちゃんと使えればベストです。相手を嫌な気持ちにさせない話し方をすることが大切です。
3.持ち物チェック
面接当日はバタバタしがち。履歴書などの応募書類、筆記用具、面接会場の地図・連絡先、応募した求人情報、印鑑など、必要なものは前日のうちに用意しておきましょう。
4.時間厳守
当然ですが、遅刻は絶対ダメです。もし遅刻しそうな場合は、面接時間の前に必ず連絡をすること。遅れる理由を説明して誤ることを忘れないようにしましょう。
事前に交通手段と所要時間を確認しよう
「大体の場所は知っているから大丈夫」なんて思っている人が遅刻しやすいのです。電車の時間や渋滞の状況などの交通アクセスは、曜日や時間帯によって異なってきます。事前に下調べしておくことをオススメします。
面接前の準備
事前準備をしっかりして面接に臨みましょう。
1.最初の挨拶の練習
自分から名乗り、元気にハッキリと挨拶しましょう。担当者が来るまで座って待っていた場合は、立ち上がって挨拶しましょう。
2.聞きたいことをピックアップしておこう
仕事内容や勤務時間、休日、給料の金額や支払い方法、交通費の支給、勤務時の服装など、聞いておきたいことは必ず面接の場で確認しましょう。
3.よく質問されることの答えを考えておこう
Q.今までの職歴・バイト経験は?
今回応募した職種に結びつきそうな経験から話します。該当するものがなければ、どんな仕事をしたことがあるのかをしっかり伝えましょう。
Q.なぜこの会社(お店)で働こうと思ったの?
「興味があったから」という答えだけではなく、どんなところに興味を持ったのか具体的に伝えることが大切です。
Q.前の仕事はなぜ辞めたの?
ここは正直に答えましょう。しかし、不満ばかりを言うのは考え物です、マイナスな印象を与えないトークを考えましょう。
面接会場での注意事項
面接担当者の前だけちゃんとしていればいいと思っていたら大間違いです。その会社に入ったときから面接は始まり、あなたの行動がチェックされています。
1.携帯電話の電源は切っておきましょう
マナーモードにしていても、静かな場所では意外と聞こえるものです。
2.受付、控え室、廊下でも気を抜かない
受付でハッキリと応対しましょう。控え室などで大声で話したり、だらっとした態度で座ったりするのはNGです。携帯電話でのメールもオススメできません。
さあ、いよいよ面接本番
これまでの事項を守っていれば大丈夫。自身を持って面接を受けましょう。何よりも大切なのは、あなた自身を知ってもらうことです。あなたの意欲が伝わるように、面接担当者の目を見ながらハッキリとした口調で受け答えしましょう。